エネルギー

手作りキャットフードでネギは厳禁

大切な愛猫に、真心を込めて作る手作りキャットフードも、猫の体に合わないものが入っていては元も子もありません。
人間にはとってもおいしく、栄養価も高い野菜のネギですが、猫に与えると大変なことになってしまうので注意が必要です。

猫は、食べてはいけない食べ物が約200種類もあると言われています。
その中で、最も危険とされている食べ物がネギ類です。
ネギやユリ科の植物全般は、猫にとって有害な食べ物なのです。
ネギを食べてしまうと、成分に含まれているアリルプロピルジスフィドが作用して、溶血性貧血と呼ばれる貧血を起こしてしまいます。
ネギ中毒や、たまねぎ中毒とも呼ばれるこの貧血は、最悪の場合、死に至る可能性もある大変恐ろしいものなのです。

ネギ類には、長ネギや玉ねぎ、ラッキョウ、ニラ、ニンニク、アサツキなども含まれているので、手作りキャットフードを作る場合には、十分に注意することが必要となります。
また、このアリルプロピルジスフィドは、熱に強い特性もあるので、加熱しても悪影響に変わりはありません。
エキスにも含まれるので、汁物などで、固体が入っていない場合でも、影響を受けます。
貧血になってしまうと、突然変化が起こるわけではなく、数日後に症状が出てくる場合もあります。
いつもよりも元気がなかったり、下痢やおう吐などの症状が現れたら、食事にネギ類が混ざっていなかったかをさかのぼって検証する必要も出ています。
少し食べてしまった場合であれば、たいていの場合は自然に治りますが、猫にも固体別に感受性の差があり、少量でも危険な状態に陥ってしまう場合があります。
いつもは大丈夫でも、その時の体調や年齢によっても急変するおそれもあるので注意が必要と言えます。

家庭の冷蔵庫には、ネギ類の野菜は、入っていることも多いでしょう。
猫にはネギ類は禁忌食品だという事を念頭に入れて、家族みんなに情報を共有して、間違って与える事の無いように十分に気を付ける事が重要です。